Modular Avatar との連携 (Legacy)
Deprecated
このページで言及されている機能は過去バージョンとの互換性維持のために残されているものです。
VirtualLens2 v2.10.0 以降 Modular Avatar および NDM Framework を利用する非破壊ワークフローが標準セットアップ手順となりました。基本的に上位互換となっているため通常はそちらの利用をお勧めします。
また、セットアップ済みのものを非破壊ワークフローに移行する場合はアップグレードガイドの手順 (v2.9.9 以前からの更新) をご参照ください。
VirtualLens2 v2.9.4 で Modular Avatar を利用したワークフローが実験的に導入されました。 これによって Animator Controller, Expressions Menu, Expression Parameters への変更をアバタービルド時まで遅延させ非破壊的に行うことが可能となります。
利用手順
プロジェクトに Modular Avatar がインポートされている場合、 VirtualLens Settings 内の設定項目に “Enable Modular Avatar Integration” が追加されます。 このチェックを有効化した状態で “Apply as a Modular Avatar Module” ボタンを押して設定を適用することで Modular Avatar を利用したバージョンのVirtualLens2がセットアップされます。
すでに Modular Avatar を利用しない手順でVirtualLens2を導入済みのアバターを Modular Avatar を利用する手順に移行する場合も同様にチェックを有効化して再適用を行ってください。 古いセットアップによる Animator Controller, Expressions Menu, Expression Parameters への変更は再適用時に自動的に差し戻されます。
注意事項
ヒエラルキー内へのオブジェクトの配置について
表示用のカメラメッシュや各種マーカーなどヒエラルキー上に配置されるオブジェクトは従来通り直接配置されます。
オブジェクト _VirtualLens_Root
を削除してもアバターから取り除かれないため、VirtualLens2を完全に外す場合は VirtualLens Settings 内の “Camera Object” および “Marker Objects” の各要素を参考に手動でこれらの要素を取り除いてください。
モジュールの再生成が必要となるケース
モジュール生成からアバタービルドまでの間に “Camera Object” および “Marker Objects” に関連するオブジェクトの親子関係や Transform が変化している場合にVirtualLens2が正しく動作しなくなることがあります。 そのような場合は VirtualLens Settings の再適用を行いモジュールの再生成をお試しください。
生成されたモジュールの再利用について
設定適用時に生成されるモジュールはそのアバター専用のものとなり、Prefab化して他のアバターに配置しても利用することができません。 他のアバターにセットアップする場合はアバターごとに VirtualLens Settings を用意してモジュールを生成しなおすようにしてください。