設定テンプレートの作成

VirtualLens2のセットアップ時に使用可能な設定テンプレートの作成について解説します。

VirtualLens2の設定パラメータは多く、複数のアバターに対してほぼ同じ設定でセットアップを行う場合パラメータを入力するだけでも大きな手間となってしまいます。 そのような場合、設定テンプレートを作成しておくことで共通部分の入力を省略することができます。

設定Prefabの作成

まず一度通常の手順でセットアップを行います。その時に生成された VirtualLens Settings を持つオブジェクトをプロジェクトビューにドラッグアンドドロップすることで設定Prefabを生成することができます。 このとき新規Prefabとして作成するか Prefab Variant として作成するか確認されますが、通常は Prefab Variant として作成することをおすすめします。

v2.9.0-: デフォルト設定もPrefab (VirtualLens2/Prefabs/DefaultSettings.prefab) として提供されるようになりました。v2.8.x以前のセットアップヘルパーによって作成された VirtualLens Settings はこのPrefabを参照していないため、今後のアップデートに追従するために再度設定Prefabを作成しなおすことをおすすめします。

設定Prefabの使用

新たなアバターにVirtualLens2をセットアップする際、セットアップヘルパーの “Settings Template” の欄に先ほど作成したPrefabを指定してください。 これにより、VirtualLens2付属のデフォルト設定の代わりに作成したテンプレートを元にして設定が行われるようになります。